◆第6回 『シミ別対処法 1・2・3・4・5』◆
大切な会員様のために、サロンより月に一度、プロが伝える『正しい美容法』をお送りいたします。
◆8月号・9月号・10月号はお休みしておりました。。。
楽しみにしてくださっていた方には誠に申し訳ございません。今月より復活いたしますね。
サロンに通わなくてもできる、自宅でのお手入れ法です。ぜひ、お役立てください。
※お友達にお知らせしたい場合は、下記アドレスを転送してくださいね。
http://www.arkworld.co.jp/crearface/i/
第6回 『シミ別対処法 1:2:3:4:5』
前回号(7月号)は、シミの種類をお伝えしました。
今回はできてしまったシミへの効果的なお手入れ法をご紹介いたします。
頑固なシミとなってしまった場合は、専門家に相談し、適切なお手入れをしていただくことをお勧めしますが、
くすみや軽い色素沈着のケアは、ご自宅でもお手入れで改善できます。
1:日焼けによる色素沈着
2:ニキビ跡の色素沈着
3:ソバカス
4:内臓の働きによる(肝斑など)色素沈着
5:ホルモンによる色素沈着
1:日焼けをした後のお手入れは第4回の号でお知らせしました。
しかし、その後も色素沈着が続く場合は、お肌の働きを正常に戻すことが必要です。
日焼け後は、角質層のダメージが強く、肌のバリア機能(外部刺激から保護する働き)が低下しています。
弱ったお肌は、汗や皮脂の分泌力が低下しているため、油分の含んだ化粧品で補いましょう。
さらに、分泌力を取り戻すためには、マッサージが効果的です。皮膚温度を高くし、血液循環をよくすることで、機能を高めます。
□化粧品・・・マッサージクリーム/弱酸性洗顔料、又過脂肪洗顔料/保湿化粧水/油分の高い保湿クリーム
2:ニキビなどの肌のトラブル跡は、つぶしてしまったことで表皮が傷つき、跡が残ってしまったり、炎症を抑えるための治療薬によって一時的に肌の代謝機能が低下してしまう場合がありますが、
肌の代謝をよくするためのマッサージを心がけ、古い角質をためないように、こまめに洗顔を行います。
乾燥をしないように、肌の状態に合わせた化粧品を選びます。
又、体質によって、皮脂の過剰分泌やホルモンバランス、ストレス、胃腸の状態、化粧品等、ニキビの原因が異なりますので、
ご自身のニキビの原因となる要素を知ることで、予防することも可能です。
□化粧品・・・皮脂分泌過剰→ピーリング・スクラブ洗顔可/収れん化粧水/油分の含まない保湿ジェル等
体調による肌荒れ→マッサージクリーム/ソフトな洗顔料/生体成分の多い保湿化粧品
3:ソバカスはもともと遺伝や体質の要素が強く、なくすことは難しいとされていますが、進行を遅らせることは可能です。
お肌から、メラニンが発生すると、皮膚が褐色になり、白色の部分よりも光が集中しやすくなります。
紫外線からお肌を守ることで、メラニンの発生を少なくすることができます。
お手入れは、皮脂の酸化によってくすみが起こりやすいため、こまめに洗顔をし、余分な皮脂ためないようにしましょう。
また、表皮が薄いため洗浄力の強い洗顔料は向きません。弾力を与える成分を補いましょう。
さらに、動物性食品(肉・卵・乳製品)の摂取を少なくし、ビタミン、ミネラルを多めに取ることでの体質酸化を防ぎますので、ソバカスが薄くなることがあります。
□化粧品・・・酵素入り洗顔料/保湿化粧品/美容液
4:ストレスや過労、不規則な生活、暴飲暴食などが続くと、肝臓の解毒機能が低下し、血液中に有害物質が蓄積するためジンマシンや湿疹が起こりやすくなます。
さらに日光に敏感になるため、赤みやほてりが起こりやすく、メラニンが発生しやすいため、
メラニンがとどまり続けることで、肝斑と呼ばれる広範囲のシミに変化していきます。内面からのケアが必要です。
まず、日常の過ごし方、食事の栄養バランスを見直し、適切な休息、睡眠が摂れているかを見直してみましょう。
●趣味や運動、会話、リラクゼーションなど、気分転換や身体を癒す事で疲れを解消し、身体の循環を良くしましょう。
●外食・間食を控え、喫煙・アルコールなどの嗜好品の摂取を極力避け、ビタミン・ミネラルが不足しないよう栄養バランスを考えた食事をしましょう。1日の摂取量、時間帯を規則正しくしていきましょう。
●睡眠は8時間くらいがベストです。又、夜10:00〜翌朝2:00までが皮膚の生れ変りの最も活発な時間帯であるため、「肌のゴールデンタイム」ともいわれ、健康なお肌の再生に必要な時間帯です。夜更かしはお肌にとっても大敵です。
●シャワーだけでなく入浴することで、血液循環がよくなり精神的にもリラックスできるので、入浴時間をしっかりとりましょう。
1日の疲れが取れ、身体もらくになり、さらに皮膚を健康に保ちます。
□化粧品・・・マッサージクリーム/弱酸性洗顔料/保湿化粧水/生体成分の多い保湿化粧品
5:肌の状態にホルモンは影響し、中でも女性(卵胞)ホルモン、副腎皮質ホルモンはお肌の健康状態に深く関わっています。
又、ストレスにより、女性ホルモンの分泌が減少したり、色素細胞刺激ホルモン(MSH)の分泌が増加することで、色素沈着の原因となります。
◆副腎皮質刺激ホルモン・・・ストレスなどの刺激によって、副腎皮質ホルモンの分泌が活発になり、シミやニキビを誘発させてしまうことがあります。又、男性ホルモンの分泌も増加することがあります。
◆女性ホルモン・・・女性の身体を健康に保持し、皮膚の健康の保持に働きます。女性ホルモンの減少は男性ホルモンに対して拮抗作用が弱くなり、肌トラブル、多毛、皮脂分泌が強くなります。
◆色素細胞刺激ホルモン(MSH)・・・紫外線を浴びたときやストレスの持続、妊娠時、授乳時には、色素細胞刺激ホルモンの分泌量が増加し、色素沈着の原因となります。
◎ホルモンは脳や神経と密接に関わっています。感情や体内環境の変化はホルモンの働きに影響を与えます。
体調不良を感じるときは要因を改善し、前向きな気持ちで過ごしましょう。
妊娠中はホルモンの増加によって色素沈着が目立ってきますが、出産後に改善されます。
しかし、産後は栄養状態が不足し、新陳代謝が低下しているため、肌の生れ変りが遅くなっています。
外出時の紫外線に気をつけ、睡眠不足や育児の疲労をためないよう、体調を気遣いましょう。
□化粧品・・・マッサージクリーム/弱酸性洗顔料/保湿化粧水/美容液/アロマ
※このように、シミの原因はいろいろありますが、お肌表面のお手入れの仕方はもちろん、体調や、感情に左右されています。
体調不良や精神的緊張、疲労、ストレスは、お肌にとっても悪影響を与えています。
お手入れ法はサロンでもアドバイスしていますので気軽にお尋ねくださいね♪
食事の栄養については、サロン併設のカフェで、お手本となるお弁当をお作りしています。一度参考にしてみてくださいね♪
★アレルギー、アトピーの方、安全なものをお探しの方はサロンにお尋ねくださいね。
♪次回もおたのしみに。。。お手入れ法の『テーマ』も募集しております。リクエストください。
◆予告テーマ
『基礎化粧品の使用法』
『肌トラブルの原因』など