◆第4回 『日焼けのお手入れ』◆
大切な会員様のために、サロンより月に一度、プロが伝える『正しい美容法』をお送りいたします。
サロンに通わなくてもできる、自宅でのお手入れ法です。ぜひ、お役立てください。
紫外線に当たることは、肌にとってとても大きさなダメージになることは前回号でお伝えしました。
今回は対策法です。
まず、大切なのは予防とお手入れです。
予防法は、紫外線対策グッズや日焼け止め化粧品はもちろん必要ですが、大切なのは、肌の新陳代謝をよくすることです。日頃の過ごし方を見直してみましょう。
暑いからといって、シャワーだけで済ませたり、さっぱりした食事ばかりで、たんぱく質、ビタミン、ミネラル不足になったり、エアコン、冷たい食事、飲み物での身体の冷やしすぎ、などは身体が冷え、栄養不足、血行不良、を招き、肌の新陳代謝が衰えます。
新陳代謝が低下するということは、細胞の生まれ変わりが遅くなり、増えてしまったメラニンが排泄されず、日焼けによる乾燥が進行し、シミ、シワを残すのです。
また、日頃から毎日できるお顔のお手入れを取り入れましょう。
たとえば、毎日のクレンジング時にマッサージをプラスしたり、お顔のツボ押し、お顔体操など(簡単なアドバイス致します♪)表情筋を鍛えることで血行促進、新陳代謝がアップします。
日焼けをしてしまった後の対策法は、まず、肌の炎症(日焼けは軽いヤケド状態です)を落ち着かせるために、沈静と水分補給が必要です。
急激に冷やすのは肌にとっても負担なので、化粧水をしみこませたコットンやカガーゼ゙をお顔に載せ、口、鼻はふさがないようにラップを覆い化粧水の水分が逃げないようにします。
その上に冷たいタオルをのせ、20〜30分おきます。
はずした後、肌に美容液などの栄養分をしっかり吸収させます。
仕上げに、保護膜の代わりになるよう、油分を含んだ化粧品をなじませ、乾燥を防ぎます。(マッサージ゙はしてはいけません)
赤みが引くまで(3〜5日間ほど)毎日行い、その後は通常のお手入れにマッサージ゙をしっかり行います。
2週間経つと、日焼けした細胞が角質になります。
肌の生まれ変わりがきちんと行われるためには、新しい細胞ができるまでのこの間のお手入れが、とても大事なのです。
また、お手入れに使用する化粧品は肌に負担の無いものを選び、成分、栄養分を確かめましょう。
(※お手入れの仕方はサロンでもお伝えしています。お気軽に相談してください。)
★アレルギー、アトピーの方、安全なものをお探しの方はサロンにお尋ねくださいね。
♪次回は『シミについて』です。おたのしみに。。。
◆予告(変更する場合があります)
7月『基礎化粧品の使用法』
8月『肌トラブルの原因』